さて、カスタム記事第二弾は1911系です。
きっかけは2008年の夏、東京マルイからMEUピストルが発売されたところから始まります。
メタルギアソリッド3(以下MGS3)というゲームに出てきたようなイカした1911だ、などと思い購入し、当初はMGS3スネークマッチカスタムを目指しました。
MGS3のカスタムはこんなやつ
そしてカスタム後のMEU
使用したパーツは以下の3点
・パックマイヤーもどきのグリップが握りにくいので、キャロムショットのフルチェッカーグリップ。
・サプレッサー装備可能なlaylaxの1911用アウターバレルSAS。
・同じくlaylaxのロングタイプのスライドストップ。
と、ここまできたのですが、MGS3のカスタムというよりも続編のMGS4に出てくるオペレーターに近いのではないかと思い、情報収集を開始したのでした。
MGS4に登場するオペレーターはSFA社のモデルをベースにしていると思われますが、把握した特長は以下のとおり。
1 スライドのリーフカットは斜めではなく直角に近いカット、セレーションも荒いタイプ
2 リアサイトがボーマータイプ
3 グリップ下にマグウェルが付く
4 リコイルスプリングガイドがつき、アウターバレルはシルバー
5 フレームはアンダーレール付き
などが挙げられ、カスタムパーツ探しが始まりました。
まず一番目立つスライド部分は、laylaxのハイキャパ用カスタムスライドの形状がかなり近く、かつ安価であることが採用の決め手でした。
フロントセレーションがある?気にしません、あくまで雰囲気重視ですw
刻印は見づらいけど「OPERATOR」です。なんという奇遇。
だだ、残念なことにあくまでハイキャパ用です。
まずブッシング取り付け用の溝がありません。
→ガリガリ削って溝を作ります。問題ないです。
基本的に1911と互換ですが一部スライド幅が違います。
→タニオコバの「スライドスペーサー」をはさみます。問題ないです。
そんなこんなで、ハイキャパ5.1のボーマーサイトを搭載し一息ついたのがこの写真。
ちなみに、ボーマーサイトはもう少し前に位置するべきですが、加工はあきらめました。
見やすくするために ホワイトドットを入れています。
これで課題の1,2はクリア。
次はマグウェルですが、Anvilのものがイメージに近いけれども、何しろ高い。
比較的安価でいいものはないかと探したところ、EchigoyaのLAVタイプなるものを発見。
ポン付けとはいきませんでしたが、少々の加工でいい感じにつきました。
これに限らず、カスタムパーツはすんなりとは取り付けられませんね。
そして、アウターバレルは最初に登場したlaylaxのものを使うのですが、塗装が頑丈で外から見える部分だけ磨きました。
ネジ切りの部分がワイヤーブラシを使ってもなかなか落ちない。いい方法はないものか。
さらに、前からこのバレルを使うと作動不良を起こすことが多かったのだが、原因が判明。
下が純正のアウター。赤矢印のところが斜めになっているのがお分かりいただけるだろうか。
それに対して、カスタムアウターは垂直になっているので、リコイルプラグと干渉し、作動不良を起こしていたようだ。
試しに赤矢印のところを削ってみたところ、作動不良をほとんど起こさなくなったので一安心。
ロングタイプのリコイルSPガイド&貫通プラグはlaylaxの1911用を採用。
元々ハイキャパ用ではないためリコイルプラグだけを使用し、リコイルSPガイドにはハイキャパ5.1純正のものを使いました。
このリコイルプラグをそのまま装着するとブッシングを変形させてしまうので、パッキン用のOリングを咬ませて長さ調整しています。
マグウェル対応のアルタモントのグリップを装着して完成!!
ここまで約1年かかり、2009年のサバゲはこいつをサイドアームとして装備してました。
さて、何か足りないものが…あんだーれーる?
そのうち作ります、きっと(笑)
2 件のコメント:
アウターバレルについて質問なんですが。
laylax製のものを買って削る場所を参考にさせてもらったんですが、微妙にスライドが戻らないのですが何かアドバイスを頂けますか?
ご返信が遅れて恐縮です。
記事に載せていたアウターを削る場所の話ですが、これはスライドが後退しきった時にプラグとアウターが干渉するトラブルを解決するための方法でした。
スライドが元の位置に完全に戻らないということは私も何回か経験しており、これはどちらかというと、スライド内側とアウター上部が噛み合う部分がスムーズにいかないのが原因だったかと思います。
スライドが完全に戻る付近でガチャガチャ動かして部品同士を慣らしたり、アウター上部の凸凹をグリスアップしてはいかがでしょうか?
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