2021年5月18日火曜日

マルシン M586ガスリボルバー到着!

去年から予約していたXカートリッジM586Wディープブラックがようやく到着!
というのも既に先々月の話だったりしますが…当時の写真を元にインプレッションを。


表面の質感はいい感じ!


で、サムピースを押してスイングアウトしようとするもびくともしない!
壊れるのではと思いつつも両手で強く押し出してようやくスイングアウト。

ところがシリンダーが脱落防止用のストッパーと干渉して回らない…手で強く回すと角のコーティングが落ち始めたので無理はせずにまた後日調整することにする。

そして後日


まずサイドプレートを外し、サムピースと連結しているパーツの前面のバリを除去、より前進してシリンダーのプランジャーを押せるようにした。


あまり効果は得られなかったので、シリンダーを取り外しヨークだけで動かしてみると、フレームとヨークが干渉してここで止まってしまう。


無理に押し込むと、今度はなかなかスイングアウトできない。
両者の干渉部位を少し削ることでスムーズとはいかないが若干の改善が見られた。

シリンダーと脱落防止ストッパーの干渉は、シリンダー前面を少し削ることでシリンダーが前進し、干渉が和らいだがクルクルとは回ってくれない。
アタリがついた後にガタガタになるのは避けたいのでこのままで様子を見る。

おそらくメッキの厚みが悪さをしているのだろう。

ちなみに張り付いてなかなか動かないエジェクターはグリスアップしても改善せず。
力を加えていくとあるところからバコっと飛び出るので、カートが飛び散る始末…

トリガーフィーリングも同様で、ググーっと力を加えても動かず、あるところで突然バチンと撃発するのでスムーズとは程遠い。

これについてはチャンバーのパーツが後ろに突き出て、シリンダーにテンションを与えているので、分解できればこのバネの強さの調整が必要かと思うところ。

トリガーのバリとフレームが干渉していたので削ったが、体感的には効果なし。




ひとまずアタリがつくまで様子見とする。

追記
 最終的にマルシンに送って調整を依頼したものの、各部の動きの悪さ、特にスムーズには程遠いトリガープルの引っかかり感は、カートとチャンバーの機密を保つための仕様とのことで、そのまま帰ってきてしまった。
 ダブルアクション時のトリガープルのスムーズさはS&Wリボルバーの要と感じているので、結局手放すことになってしまった。

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